教文館の社内ナレッジベースです。

信じられないことです。8/1未明にサーバーがクラッシュいたしました。自社内サーバーのことではありません。サーバーまる一台専有しているレンタルサーバーです。まあ、サーバーは壊れるもので。その点はしょうがないと思っています。

何が信じられないかというと、その後の対応。某大手のさ◯らインターネットでマネージドサーバーを借りているのですが、マネージドサーバーとはroot権限は付与されずにサーバーまるごと一台レンタルする契約のサーバーです。「サーバー管理は専門家の私たちに任せて下さい!」ということなので、割高でもサーバーの保守を任せていたのですが、見事に裏切られた気持ちです。

信じられない対応の数々

・サーバーがクラッシュして復旧するまで4時間を要したこと

・「復旧しました」と知らせが来たが、実は復旧したはずのデータは一部(といってもかなりの部分)破損しており、指摘するまでその事実には触れず、謝罪も当初なかったこと

・RAID1構成(ミラーリング)であるはずが、実際には稼働しておらず復旧ができなかったこと。

・メールでの説明を求めたが、現在まる3日経っても応答なし。クレーム電話にて説明を求めるが、詳しくは後ほどメールしますの一点張り。

・仕方ないのでサービスとしてうたっている「RAID1」について一般的な説明と確認を求めるが、電話のオペレーターが「RAID1」について無知で「一日一回のバックアップで、リアルタイムな保存ではありません」とはっきり断言。 ┌┤´д`├┐ 通常の定期データバックアップサービスと混同して説明する始末。ミラーリングについて知らんのか?それとも無知なクライアントを説き伏せようと思ったのか?最後には「また電話をさせていただきます」との申し出でしたが、8/4、15:33現在まだ連絡なし。

おいおい、このザマは何?ヤサ夫のバカホンもさすがにキレ気味です。

もうひとつ気になったこと。マネージドサーバーや専用サーバーの障害情報は本人ページにしか知らされないのか?障害情報ページには載っておらず、こっそり障害のお詫び。セキュリティ上の理由と善意に解釈するとしても、稼働率99.99%以上って胸張って言わない方がいいんじゃねっw?


追記

8/5現在電話あり。向こうとしても納得した形で落とし所を探すので、ログの解析などのためもう少し待ってほしいとのこと。今回の事象の一端を少し聞けました(企業秘密らしく、ぼかした表現でしたが大意は以下のとおりです)。

結局RAID1(ミラーリング)といっても、別サーバーを用意しているわけではなく、同一サーバー内に領域を分けて運用している。これは、このクラスのサーバーをこの価格帯で提供するには仕方のないこと。なので、物理的に本番サーバーが壊れると、同一サーバー内で隣接する予備のミラーリングの領域も影響を受けるおそれがある。今回は、モロに影響を受けてミラーリング領域も使い物にならなくなった。そこで、最終手段として別に全バックアップしてある1日前のデータを復旧した・・・・。だいたいこんなところです。こういう危険性もあるということが分かっただけでも収獲ですかね。今後の自衛策として、メールは他のサーバーに転送設定をして自動バックアップ。一定期間は全部保管することといたします。