教文館の社内ナレッジベースです。

DNSの切り替えの前にサーバの動作確認をする→パソコンのhostsファイルの利用

この設定(hostsファイル設定)の意味

自分のPCからアクセスした時だけ、新サーバーのIPアドレスで、ドメイン(サイト)を表示させ、動作確認する為の便利な設定。

一番のメリットとしては、サーバー移転に伴い、事前にブログの動作確認=正常に動くのかを確認出来る為、移転してからサイトが表示されないとか、アクセスエラーになると言った事無く、スムーズにサーバー移転が出来る事です。

hostsファイルの設定を切り替え=書き加え(IP&ドメイン指定)

ローカルディスク(C:)→Winodows→System32→drivers→etc→【hosts】ファイル

※このまま普通に【hosts】ファイルを開いても、編集が出来ないので、以下の手順で、【管理者として実行】上記hostsファイルを開きましょう。

Windows→スタート→メモ帳(右クリック)→【管理者として実行(A)】

管理者として開いたメモ帳から、hostsファイルを開く。(テキスト文章ではなく、【すべてのファイル】として開く事で、hostsファイルが表示されます。)

hostsファイルは以下のように記述されています。設定の切り替えをする際に、デフォルトで記述されている内容は一切変更する事は無いので、間違っても編集しないように注意しましょう。
hosts_file
hostsファイルの一番下に、ドメインと、新サーバーのIPアドレスを記述し、保存して完了です。

これで、指定したドメインとIPアドレスにより、あたなのPCから対象ドメインに訪問すると、書き換えたIPアドレス=新サーバーでの表示確認が出来ます。※ブラウザが立ち上がっている場合、一度閉じてから、新規でブラウザを開いてください。
hosts_file2
※上記で追記した項目、hogehogeは、あなたのドメイン名(このドメインなら、esblog.com)になります。XXX.XXX.XXX.XXは新サーバーのIPアドレスになります。

移転確認の際に、wwwなし、wwwあり、または、サブドメイン形式など、色々自分の環境にあった設定を記述してください。

※このhostsファイルを設定する事で、あなたのPCで、対象ドメインに訪問すれば新サーバーで表示されるように設定が出来ます。

他の方は、普段通り、以前のサーバーでの表示の為、事前に新サーバーでの表示&動作確認が出来るので、WordPressのインストール、データベースのバックアップから、インストールが出来るので、対象ドメインを停止させる事無く、円滑に設定する事が出来ます。

※注意点!!

hostsファイルの切り替えを行い、動作確認が出来たら、かならず元の設定、追記した項目を削除して保存=デフォルトに戻しておきましょう。